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数学4点だった勉強嫌いの女の子が、目標点数をクリアし続ける話
登場人物
- 秦野校 チサちゃんミニバス大好き勉強大嫌いの女の子。英語が32点、数学が4点だったが、毎回点数を伸ばしていく。
- お母さん娘の学習状況を心配しつつも応援する優しいお母さん。
- 教室長チサちゃんを勉強好きにするきっかけを作った観察眼の持ち主。
- 鶴郷チサちゃんが心を開いた英語の先生。
- 本吉数学の先生。51点アップを実現させた。
- ナビにやって来る前のチサちゃんはテストの結果に全く興味がありませんでした。お母さんとの話はいつもこんな感じ。
(中1の学年末テストが終わった日)
- お母さん「チサ、テストはちゃんとできたの?」
- チサ「はあ」
- お母さん「結果が返ってきたらちゃんと見せなさいよ!」
- (数日後)
- お母さん「チサ、テスト返って来てるんでしょ!ちゃんと見せなさいよ!」
- チサ渋々テストをカバンから出す。
- お母さん「えっ、英語32点!全然ダメじゃない。」
- チサ「ミニバス行って来る」
- お母さん「ちょっとまだ話し終わってないでしょ!」
- チサ、無言のまま出て行く。
- こんなチサちゃんにシビレを切らしたお母さんが、たまたま目にしたのがナビの折込チラシでした。チラシの無料体験という文字を見て、すぐにお電話下さったのです。お電話口でお母さんがとてもお急ぎのご様子だったので、翌日、体験授業を設定しました。
翌日、家を出る際にお母さんとチサちゃんのやり取りはこんな感じだったみたいです。
- お母さん「今日は塾の無料体験授業に行くからね!」
- チサ「はぁ?そんなの聞いてないし。今日はミニバスがあるから行かない。」
- お母さん「何言ってんのよ!ミニバスなんていつでも行けるでしょ。もう予約してるんだから、さあ行くわよ。
- チサ「え〜マジで。。。 」
- お母さん「いいから来なさい!」
- 初めてナビに来た時のチサちゃんは、お母さんの後ろに隠れて、しばらくは顔も見せてくれませんでした。
そしてまずは面談で、チサちゃんの状況を聞かせてもらいます。この時のチサちゃんはとても不機嫌そうに座っていました。
- 教室長「昨日お電話でお話したテスト結果は持ってきていただけましたか?」
- お母さん「はい。どうにかこれだけは。部屋にあったものを拾ってきたのですが。。。」
- 教室長「ありがとうございます!詳しい中身は後で分析させてもらいます。う~ん、ザッと見てみると、チサちゃんは基礎ができていない感じですね。体験はこの英語の基礎からやってみましょうか?あと、回数が4回あるので、最初は先生を固定せず何人かの先生で交替で指導して様子を見たいと思います。じゃあ最初は私が授業をやってみますね。チサちゃんいいかな?」
- チサ「はあ」
- そして授業開始。チサちゃんはブスッとしたままです。
- 教室長「チサちゃん勉強は嫌い?」
- チサ「うん、大嫌い」
- 教室長「そうか〜じゃあ塾も?」
- チサ「嫌い」
- 教室長「そうなんだ~どうして?」
- チサ 「だって宿題とか多いんでしょ。あと先生は厳しいって友だち言ってるし。」
- 教室長「え〜、じゃあ私を見てどう思う?厳しそうに見える?」
- チサ「さぁそんな感じじゃなさそうだけど。。。」
- 教室長「でしょう!そんな事全然無いと思うよ。実はね、私もチサちゃんくらいの頃は勉強が嫌いでね、英語とか超ニガテだったんだよ。でも今ではこうして先生やってるくらいだから、チサちゃんだって絶対ちゃんとできる様になれると思うんだけどなぁ。そんな気持ちで体験を受けて欲しいな。」
- 教室長「ところでチサちゃんは部活とかやってる?」
- チサ「小学生からミニバスやってる」
- 教室長「え!ほんと!?私も実はミニバスやってたんだ!おんなじだね!」
- チサ「へ〜そうなんだ。」
- 教室長「そうよ。私のミニバスのチームはあーでこーであーでこーで(やたらと長い)」
- チサ「あははは、先生ウケる。(笑)」
- 教室長「そうかしら!?え〜と何話してたんだっけ??」時計を見て、「あ〜ヤバイ、もう授業やる時間が無くなっちゃうじゃない。それじゃあ勉強の質問ね。チサちゃん、be動詞って知ってる?」
- チサ「え〜知らな~い」
- 教室長 「そっか。じゃあIの後に続くのって何かわかるかな?私は〜です、って自己紹介する時のヤツ」
- チサ「あー、amかな?」
- 教室長「すごい、ちゃんとわかるじゃない!そのamがbe動詞ってやつなんだよ!」
- チサ「へ〜、そうなんだ〜」
- 教室長「そう!じゃあIはamだけど、youの時は何だった?」
- チサ「ユーアーかな」
- 教室長「そうそう!youの時はareね!じゃあもう一つheだったら?」
- チサ「ヒーイズ」
- 教室長「その通り!その3つはどれもbe動詞って呼ぶんだよ!チサちゃん知ってるじゃん!」
- チサ「ふぅん」
- 褒められてまんざらでも無さそうな感じです。そしてあっという間にチャイムがなって授業終了。
(キーンコーンカーンコーン)
- 教室長「あ!ヤバ!もう時間になっちゃった!今日はちょっとお喋りしすぎちゃったけど、次からはもっと勉強するからね!」
- チサ「え〜、今日ぐらいでいいんだけど。。。」
- 教室長「そんな事言わないの。ね?」
- チサ「は~い」
- 体験が終わって迎えに来たお母さんには、こんなお話を伝えました。
- 教室長「チサちゃんは基礎の所が抜け落ちちゃっているので、この体験では前に習った基礎に遡って進めたいと思います。あと、チサちゃんの場合、先生との相性が合うかどうかが、これからの勉強を進める上でとっても大切だと思いますので、4回の体験では毎回違う先生で受けて、様子をみてもらおうと思っています。」
- 母「わかりました。よろしくお願いします。」
- 教室長「じゃあねチサちゃん!」
- するとチサちゃんは笑顔で手を振ってくれました。来る時はお母さんの後ろに隠れていたのに、帰る時には少し打ち溶けることができたみたいです。
その次の体験では、別の先生に授業をやってもらいました。先生の名前は鶴郷先生。クールな雰囲気で、ゆっくりわかりやすく授業してくれると定評のある先生です。
マジナビ 奇跡を生んだ勉強法親子と先生の成長物語 ~Another story~