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数学4点だった勉強嫌いの女の子が、目標点数をクリアし続ける話
- 鶴郷「こんにちはチサちゃん!今日の体験を担当する鶴郷です。よろしくね!」
- チサ「は~い」
- 授業中の様子を覗いてみると、こんなやり取りが聞こえます。
- 鶴郷「チサちゃん、ここはね、こうして、あーして。ね?こんな感じ。」
- チサ「フーン」
- 鶴郷「おっ!チサちゃん、なんかわかってきたみたいだね!!」
- チサちゃん、授業がちゃんとわかっているみたいです。授業後、先生に様子を聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
- 鶴郷「チサちゃんは飲み込みが早くて理解力があるから、ちゃんと基礎を押さえていけば成績は上がると思いますよ。」
- 教室長「ホント!良かった!」
- 鶴郷「ただ、、、」
- 教室長「えっ何」
- 鶴郷「 チサちゃん、すぐできるんですけど、ちょっと経つとすぐできなくなるんですよ。」
- 教室長「えっ、どういう事?」
- 鶴郷「定着しないってことです。1回できたからって安心してると、テストでは全然できないってこともあり得ると思います。さっきも授業の最初ですぐできた事が、最後の確認の時にはサッパリできなかったんです。この辺が、テストで点を取れるかどうかの鍵になる気がします。」
- 教室長「そう。わかった、ありがとう!」
- こんな感じで体験授業は進んで行きました。そして4回目の授業が終わった後、自宅ではこんな会話があったと、後でお母さんが教えてくれました。
- お母さん「チサ、塾どうする?他の塾とか見に行ってみる?」
- チサ「はぁ?そんなの絶対やだ。私、ナビ以外の塾だったら絶対行かないから。」
- お母さん 「あっそう(驚)!?じゃあナビに申し込んでいいのね?」
- チサ「うん」
- お母さんは最初、体験に行くのを随分嫌がっていたので、てっきり塾に行くのは嫌がると思い別の塾の話を振ったのですが、まさかこんなにナビを気に入るとは思っていなかったということでした。
そして数日後、これから成績アップして行くために、改めての面談を行いました。
- 教室長「あれから前回のテストを詳しく分析してみました。そこでわかったのが、チサちゃんの間違いは7割が文法の問題だったんですね。特に1年生の最初で習ったbe動詞の所が全然できていないんです。ですから、当面はこの1年生の文法を徹底的に繰り返しやる事で、基礎の強化をしていきます。まずはここからだねチサちゃん」
- チサ 「はいはい」
- 教室長「あと先生の事なんだけど、、、」
- チサ「やるならあの男の先生がいい~(鶴郷先生を指差して)」
- 教室長「鶴郷先生だね?どんな所が良かった?。」
- チサ「ん~なんかあの先生はポイントをとってもゆっくり説明してくれるから、すごくわかりやすいんだ。」
- 教室長「よしわかった!鶴郷先生に担当してもらおう!」
- こうして鶴郷先生の授業が始まりました。
- 鶴郷「ここはね、こうなるんだよ。やってみて!」
- チサ「うん、こうかな?」
- 鶴郷「おーバッチリ。チサちゃん飲み込み早いね!」
- そして授業の後半。
- 鶴郷「よーしチサちゃん、じゃあ今日やった内容をテストするよ。」
- チサ「え~やだ~。」
- 鶴郷「ハハハ、そんな身構えなくても。カンタンな小テストだからリラックスして!」
- そして小テスト。実際にやってみると、
- チサ「あれ?これってどうやるんだっけ?あれ?これも。。。」
- やっぱり聞いた事がその場限りになってて、定着できてない様です。
そんな感じで授業をしばらく進めていると、こんな事がありました。
- 鶴郷「よーし、それじゃあ今日も小テストやるぞ!はい、これね。」
- チサ「え、この前やったじゃん。」
- 鶴郷「そう!最初の小テストと同じ問題だよ!」
- チサ「あれ?これって、また忘れちゃった。。。」
- まだ練習が足りないみたいです。
そして次の授業。
- 鶴郷「よし、小テストね」
- チサ「これこの前と一緒じゃん!また同じのやるの~?」
- 鶴郷「そう!繰り返しが大事だからね。」
- そして小テスト後。
- 鶴郷「おっ、今回はほとんどできてるね!」
- チサ「あったり前じでしょ。同じのだもん。」
- そして次の授業。
- 鶴郷「はいじゃあ今回の小テストね」
- チサ「えっマジ、また同じの?もうヤダ~」
- 鶴郷「そう言わずに、ね、もう一回、お願い!」
- チサ「え〜っ。」
- チサちゃん、同じテストを渋々もう一回やります。そして小テスト後。
- 鶴郷「おー。やったね!完璧じゃん」
- チサ「当たり前だから。。。」
- 鶴郷「いやいや、大したもんだ!」
- チサ「いや当たり前だって。同じのだし。」
- 鶴郷「じゃあ何でこの答えにしたのか言ってみて?」
- チサ 「これはこれがあるからこうで・・・でしょ?」
- 鶴郷「お!ちゃんとわかってるじゃん!」
- チサ「なんか覚えてた!」
- 鶴郷「さすが!」
- そして迎えた中2の1学期中間テスト。返ってきたテストはいつもならすぐにゴミ箱に捨ててしまうチサちゃんでしたが、この時は自分からテストを持ってきてくれました。
- チサ「はいテスト」
- 鶴郷「どうだった?おー!スゲエじゃん!大庭先生(教室長)!チサちゃんがテスト持ってきてくれたんですけど見てください!!」
- 教室長「えっ!62点!!やったねチサちゃん、すごいじゃない!」
- チサ「ね~!(笑)」
- 嬉しくてお母さんすぐにお電話しました。
- 教室長「チサちゃんがんばりましたね!62点ですよ!」
- お母さん「そうなんですよ!家でも本人がビックリしてたんです!これからよろしくお願いします!」
- 教室長「もちろんです!」
- そして1学期の期末テストで、チサちゃんは更にがんばってくれました。
- チサ「はいテスト」
- 教室長「え~!71点!また上がったじゃん!すごいな!がんばったね!」
- チサ 「ね~(笑)」
- その後、お母さんからお電話がかかってきました。喜びのお電話だと思っていたのですが、お母さんの声はどこか沈んだ感じです。
- お母さん「実は英語は良くなったんですが数学が。。。」
- 教室長「えっ?数学?」
- お母さん「はい。あの子、いつもテストは私に見せずに捨てちゃうんで知らなかったんですが、今回は何としても見せなさいってきつく言ってたんです。そしたら、見てビックリ。」
- 教室長「えっ何点だったんです?」
- お母さん「4点」
- 教室長「ええー!4点ですか。」
- お母さん「はい。。。ですからすぐにでも数学も見てもらいたいんです。」
- 教室長「わかりました。ちょっとテストを見て、少し授業をやってみてからご報告します。」
- これまで英語以外はテスト結果を見ていなかったので、まずは状況を知るために数学担当の本吉先生に一度授業をやってもらいました。そして授業後、本吉先生が状況を報告してくれました。
- 本吉「チサちゃんヤバいです。」
- 教室長「えっどんな感じ?」
- 本吉「1年生の内容が全然理解できてないです。ほぼ最初の正負の計算から。」
- すぐにお母さんに電話して状況を伝えます。
- 教室長 「チサちゃん、1年生で習った内容がすっかり抜け落ちちゃっています。ですからまずは夏休み中に、徹底的に中1で習った基礎をやる必要があります。それで中2の内容に入る準備をしたいと思います。」
- お母さん「わかりました。お願いします。」
マジナビ 奇跡を生んだ勉強法親子と先生の成長物語 ~Another story~