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中2で補導された女の子が美容師を目指して公立高校に合格した話
中2で補導された女の子が美容師を目指して公立高校に合格した話
登場人物
リョウコちゃん
中2で補導された経験を持つ"ちょっと"ヤンキーな女の子。美容師になる夢を叶えるため公立高校合格を目指す。
お母さん
陰ながらリョウコちゃんを支える良き理解者
山田先生
リョウコちゃんを合格へ導いた熱血先生
バレーボール部の顧問兼数学担当教師
PR担当
中2秋
(ある日の夜)
リョウコ:(夜8時)無言で家を出て行く⇒友達と繁華街へ。ゲームセンターでプリクラ。コンビニ前にたむろ。⇒(夜11時半)警察に呼び止められて補導。
お母さん:(警察から電話)「え!うちのリョウコが!!はい、すぐ行きます」
警察にて
お母さん:「お手数をおかけして申し訳ありませんでした。ほらリョウコも!」(リョウコちゃんに頭を下げさせる)
(ある日の学校)
バレーボール部の顧問兼数学担当教師:「リョウコ!お前、テストがこんな成績(数学12点)だったら、行ける高校なんてないからな!宿題もまともにやらないんだったら、もう部活に来なくていいからな!!」
リョウコ:「はあ~?どうせ兄ちゃんだって中卒で仕事してるんだから、高校なんて関係無いし。」
顧問:「何~。お前将来やりたいこととかないのか!!」
リョウコ:(独り言の様にボソボソと)「 言ったって、授業なんて何言っているかもわかんないし。。。」
(自宅の部屋)
リョウコ:(美容学校のパンフの[受験資格高卒以上]の文字を見て)「はぁ~(ため息)。私にはムリかな。。。」
中2冬
(ある日の夕方)
PR担当:(遊びに出かけようとするリョウコを門で引き止めて)「ちょっと大事な話があるんだ」(笑顔で)
リョウコ:「はぁ?」
お母さん:(家から出てきて)「何ですか?」
PR担当「実は近所に 塾を開いたものですから、そのご挨拶で参りました!」
お母さん:「ナビ?塾?」
リョウコ:「ふ~ん」
PR担当:「はい!今日はご近所の皆さんに、ナビっていう教室の授業を4回無料で受けられる体験授業のご案内で参りました。
勉強でお悩みのことなどあれば、無料の体験だけでも結構ですのでぜひこの機会に体験してみてください!」
お母さん:「へ~。無料だってよ。どうする?」
リョウコ:「ふ~ん。まあタダでいいならやってみてもいいけど。」
お母さん:「でも塾って難しいことやってて、結構ついていけないってみんな言ってるから、リョウコにできるとはとても。。。」
PR担当「ご安心ください!ナビは一人ひとりのペースに合わせて進める個別指導ですから、ついていけないなんて心配はありませんので!」
(体験当日入口にて)
茶髪にピアスで、チュッパチャップスを舐めながら母とともに教室へ。
お母さん:(入口で)「じゃあよろしくお願いします。」
山田先生(教室長):「はい!今日からお任せ下さい!!リョウコちゃんよろしくね!」
リョウコ:(チュッパチャップスを舐めながら)返事をするでもしないでも無い感じ。
(体験授業開始、個別ブースにて)
山田先生:「よし!じゃあ今日からリョウコちゃんの担当をする山田です!よろしくね!ところで、リョウコちゃんは"夢"ってある?」
リョウコ:「へ?夢?さあ~。それより勉強するんでしょ?」
山田先生:「え?勉強?う~ん。それよりも先生はリョウコちゃんの夢の話を聞きたいな!あるんでしょ!教えてよ!!」
リョウコ:「別に~」
山田先生:「え~それじゃあさ、かっこいいなって思う仕事とかってない?」
リョウコ:「う~ん。美容師とか、、、かな。」
山田先生:「いいね!美容師!!かっこいいよね!!!すごいじゃん、美容師になりたいんだ!」
リョウコ:(ちょっと焦って)「いや、なりたいとか言ってないし。。。なれないし。」
山田先生:「どうして?なれるでしょ!なれるよ!!」
リョウコ:(ちょっと鬱陶しそうに)「なれないって、そんな頭良くないし」
山田先生「え~どうして?なれるよ!」
リョウコ:「なれないよ。だって高校行かなきゃ専門学校だって入れないんだから!」
山田先生:「すごい!ちゃんと知ってるんじゃない!!だったらなれるよ!高校だって専門学校だって入ればいいんだから。」
リョウコ:「でも勉強できないし。。。」
山田先生:「あはははは。だからここに来たんでしょ!大丈夫。先生が付き合ってあげるから!ね?やろうよ、勉強!先生は"夢"のある子がいるとトコトン応援したくなっちゃうんだ!だから、リョウコちゃんが"やる!"って約束してくれれば応援するよ!!」
リョウコ:「じゃあ~やろっかな~」
山田先生:「だめ!ちゃんと"やる!"って言わなきゃだめ!!」
リョウコ:「わかった!やるよ!!」
山田先生:「よ~し。わかった!先生トコトン応援するよ!!!」
キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン(チャイム)
山田先生:「よし!じゃあ今日の授業はここまで」
リョウコ:(結局1時間、全然勉強やらなかった。。。)
(帰りの車)
お母さん:「どうだった?」
リョウコ:「ん?結構良かったよ。塾やってみようかな?」
お母さん:「え?通うってこと?」
リョウコ:「うん。いいかな?」
お母さん:「やりたいんなら、やってみればいいじゃない!」
(後日塾にて3者面談)
山田先生「お母さん、リョウコちゃんは美容師になるっていう夢があるんですね。」
お母さん:「え?リョウコそうだったの?」
リョウコ:「うん。。。」
山田先生「すばらしいじゃないですか!リョウコちゃんは、どうやったら美容師になれるかってこともちゃんと自分で調べていて、高校を出て専門学校に行かなきゃなれないということもちゃんとわかっていました。」
お母さん:「専門学校。それって結構なお金がかかるんですよね?」
山田先生:「そうですね。高校を出てから2年間通うことになりますので、それなりには。」
お母さん:「だったら高校は公立に行ってもらわないと、うちはそんなにお金出せないからね。」
山田先生:「大丈夫ですよ。まだ今からがんばれば、十分時間は間に合いますので。」
リョウコ:「わかった。公立に行けるようがんばるから。」
お母さん:「ちゃんと自分でやるって言うなら、お母さん応援してあげる」
リョウコ:「ありがとう。がんばるから。」
(塾で授業)
山田先生:「よし、じゃあここをやってみよう!」
リョウコ:問題を一生懸命解き進める
山田先生:その様子を見ながら(ふ~ん。だいぶ前に習った内容が抜けているんだな)
山田先生:1年生のテキストを持ってきて「じゃあ次は、ここ(1年生で習った内容)をやろうか」
リョウコ:言われたところを解く。ミス。先生が説明。
山田先生:(テストまでに3回位は繰り返しやらないとミスが出そうだぞ)
山田先生:「じゃあ、今日やった所をもう一度宿題でやってくるように。」
リョウコ:「は~い」
山田先生:(この素直さがあれば成績はきっとあがるはず)
(その後家で)
お母さん:「リョウコ、何やってるの?」
リョウコ:「え、ナビの宿題」
お母さん:(驚いた様子で)「あっそう!?」
(塾で授業)
山田先生:「宿題はやってきた?」
リョウコ:「うん!やってきたよ!!」
山田先生:「おお!えらいぞ!この調子でがんばっていこう!」(このやる気があれば大丈夫だ!)
山田先生:帰り際に「リョウコちゃん、授業の無い日に自習でナビに来られないかな?」
リョウコ:「自習???授業じゃない日でもナビに来ていいの?」
山田先生「もちろん!家で勉強がはかどらなかったらいつでもおいでよ!」
(別の日に家で)
リョウコ:「ねえお母さん。授業以外の日もナビに車で送ってくれない?」
お母さん:「え?どうして?」
リョウコ:「自習に行くから」
お母さん:「自習!?勉強しに行くってこと?」
リョウコ:「当たり前じゃん!」
お母さん:「へえ~~~(驚き)」
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