「勉強なんか大嫌い」と言っていた女の子が大学合格し、先生を目指す話

登場人物

ある中学1年生の女の子が入塾しました。

成績はほぼオール1、英語は100点中5点。お母様曰く、どこの塾、家庭教師にも断られたそうです。女の子の名前はユイカちゃんと言いました。

ユイカちゃんは下を向いて教室長とも目を合わせず、何を聞いても「勉強大嫌い」の一言。

そこからユイカちゃんとの奮闘が始まりました。嫌がるユイカちゃんをお母様協力のもと、なんとか毎日自習室に来させ、時には褒め、時には叱り、時には諭し、毎日3時間勉強させました。

ユイカちゃんの頑張りもあり半年後に見事英語が52点にアップ。本人も嬉しそうに報告し、お母様は涙ながらに喜ばれていました。そしてユイカちゃんから忘れられない一言。

「先生、勉強って楽しいね」

教室長は鳥肌が立ち、泣きそうになったそうです。

それからユイカちゃんは人が変わったように勉強するようになり、無事志望高校に合格。

その後、ユイカちゃんを指導していた教室長は他教室に異動してしまいましたが、ユイカちゃんは高校生なってもナビに通い続け、元ナビ生の講師の指導のもとなんと学年トップクラスの成績をとるまでに成長!

その後、ユイカちゃんから突然、教室長のところに連絡がありました。

「先生、大学受かったよ!私、教育学部に入って先生になります!」

教室長は思わず泣いてしまったそうです。

7年前、勉強大っ嫌いと言っていたユイカちゃんが大学に合格し、しかも先生を目指している...。

改めてこの仕事のやりがいと誇りを感じた。と教室長は話されていました。

そして先日、各教室の指導と視察を兼ねた訪問で教室長がユイカちゃんを指導していた教室を訪れると、ユイカちゃんが白衣を着て講師をしていました。

久しぶりだねと声を掛けると、真っ赤な顔をして「先生、何でいるの?でもうれしい!」と満面の笑顔で出迎えてくれました。

そして、教室長に伝えた言葉はとても感動的なものでした。

「先生、私、夢ができたんです。55歳になって校長先生になります。校長先生になって困っている先生達を助けたいんです!」

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教室長は自習室に行って一人でまた泣いてしまったそうです(笑)。

入塾時からの様子を知っているだけに、今の立派な姿がとても嬉しかったそうです。

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マジナビ 奇跡を生んだ勉強法親子と先生の成長物語 ~Another story~

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