(特別談話) 教室長談話

特別談話

私は埼玉県のある教室に赴任しました。

右も左もわからず毎日の業務に追われていました。

当時の生徒についてどこまで把握しているかと言われたら...あまり自信はありません。

でも全員にぶつかって指導をしていたことは間違いないです。

この5月に当時の卒業生の一人からナビ講師の応募がありました。

彼の履歴書に書かれていた応募文は...

「ナビにお世話になって、なぜ勉強するのか?勉強してどうするのか?をたくさん教えてもらいました。

 6年間学んできましたが学校教育ではこういったものを教わる機会がほとんどありませんでした。

私の中で小学校6年生の時に頂いた進路指導がずっと残っています。

今度は自分が伝える側になって勉強に困っている子供たちを変えてあげたい」

応募文を見て驚きと懐かしさ、その時の事を覚えていてくれた嬉しさがこみ上げてきました。

当時は中学受験に向けて、できる限りのサポートは行ったつもりです。

ただ、思うような結果は出ず、彼とは公立中学に進んだところで私は異動しています。

個人的には申し訳ない気持ちしかありませんでしたが、彼の応募文を読み、自分のやってきたことは少なくとも彼の人生においてプラスに働いてくれていたんだなと、改めてこの仕事をやってきて良かったなと思いました。

自分の人生に後悔がないとは言い切れません。

でもそんな後悔があるからこそ、痛みや辛さを乗り越える指導ができるのではないかと思います。

私は一人の小学生の未来に、多少なりとも貢献できたのかな?と感じています。

ちっぽけな自分の存在を認めてくれる人ができるって、指導する側も指導を受けた生徒からにしてもとんでもないエネルギーになるはず。

その時、その時に真剣に真摯に向き合ってこそ得られるものは、きっと将来大きな意味を持つものになるのではないでしょうか。

このような経験・体験ができた事は私の宝と言えます。

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マジナビ 奇跡を生んだ勉強法親子と先生の成長物語 ~Another story~

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